市政に挑戦する理由



私は、平成2年に高野病院に就職し、約30年間にわたり、がん予防活動に取り組み、がん患者·家族支援のボランティア活動を通し、たくさんの方々の声をお聞きしてきました。


そのなかで、「もう少し早く治療を始められたら」と悔しい思いをしながら亡くなられた方々をたくさん見てきました。



現在の医療において、がんは、早期発見で治る病気です。そして、予防もできます。



私は、悔しい思いをしながら亡くなる方や悲しく辛い思いをする家族を少しでも減らしたいと強く思っています。



そこで、市民の「いのち」と「健康」を守るために予防医療の拠点をつくり、そして、その拠点病院を中心として子どもたちへの健康教育、働く世代へのがん・生活習慣病予防対策、高齢者への介護・認知症予防の対策を実施することで「日本一の健康都市くまもと」のスタートに繋げたいと考えています。



また、私は、自治会活動や町内活動などのイベントを開催することでたくさんの子どもたちや、働く世代の皆さん、高齢者の方々と接してきました。


そこで感じたことは、子どもたちから高齢者の全てのライフステージに応じた生活支援対策を実施し、少子高齢社会を明るい未来にしなければならないということです。


特に、生産年齢人口の減少が予想される中、働くことを希望するシルバー世代の就労を支援する制度を構築することが求められています。


また、ワンストップで就労・子育てを支援する施設の新設も必要となっています。


最期まで心地よく暮らせる熊本を目指し、「市民の声が届く市政」実現に取り組みたいと思っています。