あの日から ~2016.4.14~


皆さん、こんにちは。

お久し振りです。


4月16日未明の本震発生から2週間以上が過ぎました。


今もまだ余震が続いています。



さっきも震度3の地震がありました。


一刻も早く地震活動が終息するのを祈るばかりです。



本震当日、私は勤務先の病院で当直をしておりました。


あの大きな揺れの後、当直室から廊下に出てみると、上から大量の水...まるで、映画のワンシーンに出ているような風景...。




何が起こっているか分からず、

一瞬、頭は真っ白に...。





私が勤めている病院も大きな被害を受け、入院中の患者様には避難して頂きました。


(写真は、患者様が病院外に避難している様子です)





一時は病院は今後どうなるかと不安になりましたが、皆さまのご協力のおかげで、今は、診察、入院もできる状況まで回復しました。






西原校区に暮らす皆さんに大変な被害を与えました。


今になって振り返ると、自治会長としてもっとできる事、やらなければいけない事があったように感じます。



反省すべき点もあります。




最初の1週間、私は日中、病院でバラバラになった書類や機械の片付けを行い、


夕方は避難所(西原小学校)にて食事や物資配布手伝い、


夜は車中や避難所で過ごし、


家に帰るのは、朝の1~2時間程と普段とは全く日々を過ごしました。





西原小の避難所には幸いにもたくさんの支援を頂きました。ボランティアスタッフもたくさん訪れて頂き、今では少しずつ、落ち着いてきたようにも思います。



夜中に物資を運んでくれた、

若者たち、


炊き出しを行って下さった皆さん、


西原小出身の岡本キャプテン始め、巻選手、黒木選手、ロアッソ熊本の皆さん、



プロゴルファーの上田桃子選手



他にも本当にたくさんのボランティアの方々が関わって下さいました。




本当にありがとうございます。


感謝の気持ちでいっぱいです!!






そして、今、私に出来ることは..と自問自答する日々ですが






私たちに課せられた次の使命は、今回の震災の経験を "次の世代に伝える" ことではないかと思います!




正直、個人の力には限界があります。



地域全体の力でで災害に対応できる仕組みを作る必要があります。



地震前の熊本に戻るためにには、相当の時間と覚悟が必要となりますが、今を受け入れ、皆で一歩ずつ前に進みましょう(^^)!




先の見えない厳し状態ではありますが、皆さんご自愛ください。